私たち夫婦に第二子が生まれる事をきっかけに、もっと大きな家が必要と判断して中古ですが一戸建て住宅に引越しました。以前はマンションに住んでいましたが、毎月支払う家賃がもったいない、駐車料金がもったいないと思い、一戸建て住宅のチラシをよく見ていました。毎月家賃を払うなら大阪で新築の一戸建て住宅を購入してローン返済するのと同じ、と思っていましたが、実際に中古で一戸建て住宅を購入してみて実情を知りました。まず賃貸物件を一戸建て住宅の大きな違いは、金銭面で言うと固定資産税の支払いが必要かどうか、です。恥ずかしながら固定資産税についてもしりませんでしたが、年間で我が家の場合は10万円以上の出費になります。まずこの時点で予想外の出費でした。一戸建て住宅のメリットとしては、賃貸物件と異なり隣や上下階を気にしなくていいという点です。子供が小さいため、家の中を走ったり泣いたりうるさくするのもマンションの時には気になっていました。その点今は多少近所迷惑も考えますが、以前に比べて騒音も気にせず過ごせます。これだけでも精神的負担がだいぶ軽くなりました。また一戸建て住宅の場合は自分の家なので、小さな事ですが壁に画鋲をさして穴をあけたりすることも気になりません。自分たちの好きなように家を使えるのがメリットです。一戸建て住宅のデメリットがあるとすれば、固定資産税がかかったり、家に関するメンテナンス費用がかかるという事です。電球一つにしろ、壁の塗装にしろ、全て自己責任です。そのため時には予想外に出費がありますが、それでもメリットがたくさんあるので仕方ないと思えます。一戸建て住宅にして一番良かったと思えるのは、子供がのびのびと遊べるようになったことです。家の中で走り回るのはもちろん、庭に砂場を作ったり、小さな畑を作って野菜を収穫したりしています。こういった体験が大人になった時に、いい思い出になってほしいと親として願うばかりです。