先日のニュースで新国立競技場の工費上限金額が1550億に設定されたとの報道がありました。
以前の2500億とか言われていた時からから考えると、1000億近い節約です。
ちなみにどんな内容か気になって見てみると、冷暖房設備がないとの事です。
これを見て私はビックリしました。
今のご時世、冷暖房のない大型施設なんか見た事がありません。
ましてやワールドカップ、オリンピックの開催される季節は暑い夏になります。
何を考えて、このような対応をしたのか理解に苦しみます。
直近の五輪メイン会場の建設費は、北京が513億円、ロンドンが900億円、リオが550億円と言われています。
その観点から考えると、まだかなり高いのです。
1500億も使うのなら、冷暖房施設はつけられると思います。
この際1550億でも良いから、見る人のために冷暖房施設は最低限つけて欲しいと思います。
私はテレビで見る派なので、特に支障はありませんが、オリンピックの会場でバタバタと熱中症で倒れる姿は見たくありません。
直近の報道を見る限りでは、一般人・アスリートの意見をかなり取り入れているので、是非これも取り入れて欲しいものです。
先日IOCから工期の短縮の要請が出ていました。
今のスケジュールではギリギリのタイミングになりそうです。
良くオリンピックが始まっても、まだ施設を作りきれていないケースなどもあるので、急いで作って貰って、余裕を持って迎えたいものです。
またさらにデザインを公募しなくても、前回の次点がその金額で出来れば良いじゃんと思うのは素人考えなのでしょうか?
利権にまみれたオリンピックにならない事を祈ります。