私が新婚の頃は自動車を持っておらず、二年ほどかなり不自由な暮らしをしていました。
車が不可欠の田舎とは違い、街中に住んでいたので、車がないとどうにもならないというわけではありませんが、駅と家の周辺しか分かりません
し、家の前の道を行くとどこへつながっているのかも、さっぱり分かりません。
ホームセンターで衣装ケースを買っても、配送を頼むとかなり費用がかかるので、お店で軽トラックを借り、荷台に乗せて自宅まで持ち運んだ時
は、再度軽トラックを返却しにお店へ戻らなければならず、その後はまた歩いて自宅まで帰ったこともあります。
今考えれば、自動車なしでよく生活していたなぁという感じですが、当時はないものは仕方がないと思って、不自由ながらも何とかやっていまし
た。
軽自動車ではありますが、やっと自動車を購入した時、その生活の激変ぶりに、やっぱり車は必要だと強く実感したものです。
車があれば、駅から遠くにあるような郊外型の施設にも遊びに行けますし、週末にスーパーへ出かけて、お米やお水をどっさり買い込んでも平気です。
何より、行動範囲が広がったことがとても嬉しく、週末もより充実したので、生活にメリハリがついたように感じました。