先日とても驚いたことがありました。それは、近くの海にジンベイザメが出たことです。その一報は、関東に住む親戚からもたらされました。どうやら夕方のニュースで全国版で放送していたようです。どうせまたシュモクザメかメジロザメでも出たんだろうと適当に聞き流していたら、ジンベイザメというから驚きです。話を詳しく聞くと、どうやら地元の漁港の定置網にジンベイザメがかかったようです。私の住む山陰では、神話でサメも登場するくらいポピュラーな存在です。夏になると、例年何回かサメの目撃情報が出たりします。ただ、さすがにジンベイザメは私の記憶にもありません。気になって調べてましたが、今までに山陰地方ではジンベイザメの目撃情報はありませんでした。そもそもジンベエザメは、比較的水温が高い地域に生息していて、主に石垣島などの南側の海に生息しています。それが年に1~2匹は黒潮に乗って日本海側に来るケースもあるようですが、山陰地方まで遠征してきていたとは驚きです。今年は茨城などの関東でもサメの目撃情報が出ています。全国的に海水温が高くなってきている影響でしょうか。山陰では夏は海が貴重な観光資源になっているので、影響が心配です。地元の経済に影響が出ないと良いのですが。